
普段は東京で働いていますが、夏季休暇を利用して福井県のふるさとワークステイに参加しました。私が参加したボランティアはお祭りのお手伝いをするというもので、具体的には地域の方々と一緒にお祭りの設営を行ったり、屋台で焼きそばを焼くお手伝いをしました。(イメージとしては学校の文化祭に似ています。 ) ご飯はNPOの方や大阪からボランティアで来ている大学生の方と共同で作って食べたり、地域の方々と外のテントで一緒に食べたりしました。 NPOの方々はもちろん、地域の方も皆さんとてもやさしい方ばかりで、一人で参加して心細い私に話しかけてきてくださり、色々な話をしてくださりました。 この地域は過疎化が問題になっている地域ですが、年間で様々なイベントを行い(秋のお祭り、そば祭りなど)、皆さんで力を合わせ地域を活性化しようとしているのが伝わってきました。 2泊3日の体験ですが多くのことが経験でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
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普段は大阪の都会で英語教員として働いている私は、勝山市にあるラブリー牧場で3日間ジャージー牛のお世話のお手伝いをさせていただきました。搾乳作業のお手伝いとして搾りたての重い乳を機械に入れるために何度も牛舎を往複することや、重くてたくさんの牛のフンをシャベルですくっては運ぶことを繰り返すことは決して楽な作業ではありませんでした。しかし、牛はとても優しく可愛らしく、牛とのんびり散歩をして触れ合うのはとても楽しかったです。また、牧場の方々と生活を共にさせていただき、あまりに「無駄」がなくて驚きました。自然と動物と人間とが助け合って生活する大切さを学びました。この体験で特に印象的だったことは、牧場主さんのご家庭の本棚には数えきれないほどの酪農の書籍や資料があったことです。酪農や農業で商売をやっていくには本当にたくさんのことを学ばなければならないことを改めて感じました。「学校で学んだことを活かす集大成がここなのではないか」と深い感銘を受けました。3日間で本当にたくさんの学びと経験ができたと思います。 |
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福井県が実施している”ふるさとワークステイ”は自分の体験したい内容に応じて毎日の活動を決めてくれる事業であり、参加者のニーズに応えてくれるものだと感じた。私が参加した期間は、青少年の自然環境教育活動や森林の整備活動、地元中学生の松の保全活動、古民家での民具整理活動などバラエティに富んだプログラムに参加させていただいた。それぞれの活動に参加した中で、福井県は青少年の自然環境教育にとても力を入れているのだなと感じた。福井県が持つ自然環境を生かした教育をされているのだなと思った。私は教師を志望しており自身の経験を深めるためというのが参加した動機だが、今回の自然体験事業の活動を通して、自分にとって未経験の生活から新しいアイデアをもらうことは重要だと感じた。今後も機会があれば、自身の見聞を広げるためにも参加したい事業であると思った。 |
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夏の終りの農家の皆さんにとってとてもお忙しい時期に参加させていただきました。牧場にお世話になりましたが、宿泊はご近所の古民家風の農家のお宅に泊めていただきました。夜には奥様やそのご近所のおばさま方が地元の料理で手厚くもてなして下さり、最高に幸せな時間をいただき本当に感謝しています。二日目には五右衛門風呂も沸かしていただき貴重な体験をさせていただきました。牧場での仕事も”お客様”ではなく、しっかり仕事を与えて下さり、多少なりとも自分自身にとって得るものがありました。お忙しい時期で従業員の方々も他のお手伝いに出られて牧場に残る方も少なかったのですが、その分任せていただける仕事もあり、体験といえども「仕事」を実感させていただけました。毎回自分のような素人が訪れ、毎回あの時のように丁寧に仕事を伝えていらっしゃるのかと思うと本当に驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。こちらがまた何かの機会に恩返ししなければ・・・と感じています。体験の帰りに立ち寄った市役所でも、大きな気持ち良い声であいさつしていただき、温かい温泉にも入り「もう一度行きたい!」と感じました。ありがとうございました。 |
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今回初めて福井県のふるさとワークステイに参加してみて、改めて福井県は自分が生まれてよかったと思った。ずっと以前から福井県で働いてみたいと思い続けて、やっとその願いが届き、いざ働いてみると、出迎えてくれた人の身に沁みるおもてなしや美味しい御飯をたべさせてもらったり、何度でも参加したいと思った。 |
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65才を過ぎて、人生の最期は故郷で農的な暮らしができないだろうかと常々考えておりに、情報誌で福井県のワークステイ事業の企画を知り、喜んで参加申し込みをしました。今回の参加を通して、自分の考えている自給農業が出来る環境があるかどうか、空き家など住まいの情報を足でたしかめる機会にしたいと考えました。ワークステイではラブリー牧場で体験をさせていただきました。牧場主のMさんには牛の世話だけでなく、米づくりとりわけ無農薬の米づくりの実践などをみせていただきました。集落についても一緒に案内いただき、貴重な時間を過ごすことができました。集落内のOさん宅で二日間宿泊りさせていただきました。同年代のOさんが精力的に米作りをされていることに大変感銘を受けました。又自給的暮らしを心がけておられる様子は私も大変参考になりました。夜はご近所の方も参加しての交流の機会も大変うれしいものでした。改めて御礼申し上げます。市役所のKさんには空き家情報の収集にご協力いただきありがとうございました。故郷がUIターンの受け入れに真剣に取り組んでいることを知り感激しています。 |
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山にかかる霧に朝日が光を与え白く光り出す。そんな景色を見ながら朝を迎えたことにすごく気持ちが良くなった。また、林に囲まれた田園風景も、ひっそりとした時の流れを感じさせてくれてとても好きだった。そして現地で採れた食材のみを使った料理は、当然ながら美味しく、その上自分を自然の中で生きていることを再認識させてくれるものであった。そうした実感は農業体験を通じてより深く感じることができた。と言うのも実際に収穫をすることにより、その植物に刃を入れ、その生命体を切り離す、つまり命を頂くことを自らの手で行うからである。普段そのような体験の少ない私には貴重なものであり、販売者と生産者を繋げてくれるものであった。もう一つ加えて言いたいことはそこに住むアツイ人々との触れ合いである。そんなものを感じることができた、ふるさとワークステイであった。どうもありがとうございました。 |
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今回私がワークステイに参加したのは、学校で福井に関するボランティアイベントに関わっていたこと、祖父が福井出身ということがありました。現在日本は食料自給率をはじめ、多くの食料問題を抱えています。食の安全が叫ばれる中で、日本の食料の根底にある農業を自分自身しらなければならないと思い、今回の参加に至りました。また、農業体験を通して、農業の過酷な現状を知ることも出来ました。農業には時間もコストもかかる。それなのに規格外というだけでその商品は捨てられてしまう。安価な外国産に負けてしまう現状がある。日本の食に関するあらゆることに疑問を感じ、考えるいい機会にもなったと思う。色々な作業を行ううちに、「こんなにおいしい野菜、米を食べて欲しい」という農家の皆さんの気持ちも自分なりにわかった気がする。今回のワークステイは”食”について考えるいい機会でした。ワークステイを通して県庁の皆さん農家の皆さんを交流できたのもいい思い出となりました。また、参加したいという思いでいっぱいです。 |
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私が体験させて頂いたのはミディトマトの栽培の補助や収穫・里山散策が中心でした。一人で参加することに不安を感じ、福井県に着くまでは本当に迎えが来るのかなど心配するばかりでした。しかし、いざ着いてみれば会う人皆が笑顔で迎えてくれ、声を掛けてくれる。実際は農業に興味を持ち、それを目的としていましたが、それだけではなく、人との出会いも私には大きいものでした。「ふるさとワークステイ」がまだ始まったばかりだったようですが、働き手を必要とする側、そして学びたいと思う側の両方にとって良い事ではと思います。沢山の人に出会え良かった点もあり、しかしもう少し同じところで深く学べるのも良いのではとも思いました。また、長期休みを利用し、ふるさとワークステイを体験してみたいと考えています。 |
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福井県は今後発展する余地のある所だと思います。東京に集中している産業を地方に分散させてゆくことが課題です。やはり農業や漁業や林業といった仕事の大切さを実感し始め、還暦を契機に一度リセットボタンを押して自然の中での労働を考えていた所でした。ふと目に飛び込んできた「ふるさとワークステイ」に応募させていただき、本当に良い体験をさせていただいたと感謝しています。労働の後の温泉や料理の美味しかったこと・・。人情に触れて見た山河の美しかったこと・・。福井県は社長になる人が多い県だと聞きます。芸術家も多くて好きになりそうな県です。香りの良い新ソバの手打ちを体験した時も嬉しく盛りだくさんの新しい発見がありました。アメリカ大統領のオバマ市もある福井県に期待したいものです。ご縁があれば、また参加させていただきたいと考えています。 |